合格者の声・先輩の勉強法

※ EOKは、個人情報保護に関する観点より、内定者の氏名はイニシャル表記とします。
  また、顔出しは、ご本人より了承を得て掲載させて頂いております。

諦めない気持ちで内定を!

航空会社 チャイナエアライン
内定(内内定)年 2012年
職種 客室乗務員
氏名イニシャル Mさん(チャイナ)
(EOKは個人情報保護の観点より、実名掲載致しません)
座右の銘 ‘成功するか失敗するかではなく、成功するまでやるかその前に諦めるかのどっちかしかない’私は常にそう思っています。成功するまでやれば必ず成功しますし、最後に成功してしまいさえすれば、失敗は過程でしかありません。

合格者インタビュー

西田:何故数多くある航空会社の中で、チャイナエアラインを目指されたのですか?
 
Mさん:
正直に言って、1年半以上もの長い間、就職活動をしていた私にとって、チャイナエアラインではいけないという理由はありませんでした。笑 何度も面接に落ちるうち、数打ちゃ当たる、入れれば何処でもいい!という心境になってしまったんですね。面接をたくさん経験して慣れる事は大事なことですが、面接官もプロですから、やっぱり自分の会社を熱心に想ってくれる人を採りたいでしょう。中途半端にただ回数だけを重ねることは、自分をゴールから遠ざけていたのかもしれません。今になって思えば、この会社に入れたのは運命だったのだと思います。米国留学時に、同じ台湾の航空会社のグランドスタッフを経験し、台湾人はとても日本人に近いと感じていたこと。その時出来た多くの友人が、今は台湾に帰国し、長く苦しいトレーニングの間も、私のバックアップについてくれたこと。今は、CAになれたことに加えて、大切な友人達に定期的に会えるようになったのが、本当に嬉しいです。

 
西田:海外経験について教えてください。
 
Mさん:
数を挙げたらきりがないのですが。大きかったのは、高校を卒業してからすぐ、4年間ロサンゼルスに留学し、最後の一年間、ロサンゼルス国際空港にて外資系航空会社のグランドスタッフとして働いたことと、帰国後就職活動を始めるまでの半年間、大きなリュック一つ背負い、東南アジア数カ国とインドを一人放浪したことでしょうか。笑 東南アジアではダイビングの免許を取り、インドでは、あのマザーテレサの作ったマザーハウスの障害児の家でボランティアをしたり、ヨガ誕生の地の不思議な空気に包まれながらヨガをしてみたりしました。よく楽しい人生で羨ましい、私はチキンだから。。などと言われますが、私は人見知りでした。でも、やりたいと思ったその時にやらなかったら、一生出来ないことだから。すごいとかそんな事ではなく、やるかやらないかの違いしかないと思っています。

 
西田:今までやったことのある、アルバイトやボランティア活動を教えてください。
 
Mさん:
たくさんあります!高校生の時にファミレスのキッチンとハンバーガーショップのレジ係。アメリカでは焼肉屋、韓国料理のウェイトレスと7歳のイタリア人とアメリカ人のハーフの女の子のベビーシッター。そしてグランドスタッフ。帰国後は、リゾートホテルでホテルの住み込み配膳、東京で和食レストランのウェイトレス、シティホテルで配膳のお仕事。ずっとサービスに関わってきましたし、アメリカから帰国後も、仕事で英語に触れることが出来たので楽しかったです。ボランティアは、インドのマザーハウスで経験しました。

 
西田:今回の試験内容で印象深かった内容は?
 
Mさん:
ただただ楽しめたということだけが、印象に残っています。ご縁なのでしょうが、私にとって難しい質問は特にありませんでしたし、始終笑顔でした。面接官も突っ込みをいれてきたり、携帯をいじったり自由でしたよ。笑

 
西田:採用試験で難しかったことは?楽しかったことは?
 
Mさん:
難しかったというか、チャイナエアライン特有のウォーキング審査は、どきどきしましたね。背筋を真っ直ぐに伸ばして自然に歩くだけなんですけれど。

 
西田:面接の際にどのような服装、アピアランスで臨まれましたか?
 
Mさん:
半そでという指定がありましたので、スーツのスカートに、チャイナエアラインを意識した淡いピンクで襟元に小さなお花のコサージュがたくさん付いているカットソーを一次二次共に着用しました。ストッキングは濃い目で、髪はトップを盛り上げた高い位置のお団子シニヨンで行きました。

 
西田:何度も航空会社を受け続けた努力家ですが、モチベーションを保つために何か特別なことをされましたか?
 
Mさん:
これは一番苦労したことですね。合格するまでに長くかかった上に、途中で震災を挟みました。私は福島の出身ですから、就職活動どころではないときもありました。これは西田先生にもおっしゃっていただいたことですが、長い就職活動に疲れ夢を諦めてしまうより、遠回りしても、少し休憩時期をおいてでも、続けた方がいいのだと。実際、私は青春18切符で延々とかけ屋久島に行ったり、富士山に登ったり、伊豆でイルカと泳いだり、千葉の山の中で胡散臭げな瞑想に耽ったりと、何でもしました。笑 就職活動中だから息抜きをしてはいけないということではありません。むしろ、辛いときこそオンとオフをはっきりさせ、おもいっきり遊ぶことも必要です。自分が自分に戻る手段を知っているのも、大事なことではないでしょうか。

 
西田:好きな言葉や座右の銘があれば教えてください。
 
Mさん:‘
成功するか失敗するかではなく、成功するまでやるかその前に諦めるかのどっちかしかない’私は常にそう思っています。成功するまでやれば必ず成功しますし、最後に成功してしまいさえすれば、失敗は過程でしかありません。
 

西田:EOKを一言であらわすと?
 
Mさん:先生方が本当に温かく親身になってくれ、アットホームなスクールでした。卒業しても帰りたくなる場所です。
 
西田:これから客室乗務員を目指される後輩の皆さんに、応援メッセージをお願いいたします!
 
Mさん:
本当に苦労したからこそ、私は今就職活動に苦しんでいる皆さんの気持ちが痛いほど分かります。でも信じてください。CAには、あなたが諦めさえしなければ、必ずなれます。たくさん面接を受けていれば、なぜ自分が落ちたのか分からないことも多いでしょう。落ち込むなとは言いませんが、全てご縁だということを忘れないでもらいたいと思います。皆さまが最高に楽しみ、輝ける会社は他に待っているということです。合格してからも、続くトレーニングやOJTと大変ですが、どうやってなるかではなく、どうしてCAになりたかったのかを心に持ち続けて、素敵なCAになって下さいね。チャイナエアラインもまた今年、日本人乗務員を採用するかもしれないとのことなので、その時にはぜひ挑戦してみて下さい。一緒に飛べる日が来るのを楽しみにしています。

前の記事へ 記事の一覧 次の記事へ